配達のバイトを大型バイクで行う場合手続きが必要
大型バイクでも配達業務は可能?
近年増えている仕事のなかに、飲食店などのテイクアウト商品を配達する業務があります。
多くは自転車で配達していますが、せっかくなら大型バイクをつかって効率よく配達をしたいものです。
しかし、大型バイクをこうした配達業務で使う場合、しっかりと事業者ナンバーを取得しないと違反になってしまいます。
しかし、しっかりとした手続きを行なえば、問題無く配達業務をこなせるようになりますので、基準についてしっかりと把握し、きちんと申請して効率よく配達業務をこなしましょう。
126㏄以上なら事業者ナンバーが必要
事業者ナンバーが必要となるのは、原付以外の126㏄以上のバイクです。
自転車や原付であれば特に何の申請もする必要もありませんが、大型バイクを配達に使いたいのなら、しかるべき手続きが必要です。
今後は配達を自分が持っているバイクで対応したいと考えているのでしたら、面倒くさがらずにしっかりと申請するようにしましょう。
手順も必要書類をもって陸運局へ行って交付の手続きをするだけなので、実際そこまで手間のかかるものでもありません。
事業者ナンバーの交付には500円前後のお金が必要となりますので、こちらも忘れないようにしておきましょう。
事業者ナンバーの取得の仕方
事業者ナンバーを取得するには、車検証、認印、自賠責保険証明書、もとのナンバープレート、必要なお金500円前後が必要です。
金額は地域によって異なるので、ピッタリではなくすこし多めにもっていきましょう。
陸運局に行き、事業者ナンバー取得を伝え、必要書類を貰います。
ここで「貨物軽自動車運送事業経営届出書」と「運賃料金設定届」がわたされるので、記入漏れが無いようにしておきましょう。
配送業ではなく、単発のデリバリーなどはその会社が定めている報酬体系を記入するようになります。
担当の方に書類を渡し、ここで他に記入するものがあればまた記入して提出、最後にナンバー発行となります。
手間が多いようにも見えますが、そこまで難しいものでもありません。
デリバリーで大型バイクの使用を検討しているのでしたら、しっかりナンバーを変えておきましょう。
ただし、事業者ナンバーを取得することで任意保険が対象外になってしまう場合もあるので、取得前に保険会社と確認しておきます。
配達業務で使用したいなら違反にならないように注意
自転車や原付にくらべ、大型バイクのほうが長距離をより早く配達することが可能です。
近年単発のデリバリーの需要は増えており、仕事もしやすくなっていますので、大型バイクの強みを活かして仕事をしたいのなら、ぜひ取り入れてみましょう。
しっかりと事業者ナンバーを取得し、違反にならないように気を付けながら、快適に仕事をしましょう。